読書リスト(2020年10月)

堀江則雄『ユーラシア胎動――ロシア・中国・中央アジア』
"多極化する世界の中で、いまユーラシア全体が一つの地域として沸き立っている。中国の爆発的な経済発展、ロシアのエネルギー資源外交“

常井健一『地方選 無風王国の「変人」を追う』
"マグロと原発の町、「飛び地」の村、60年も無投票が続く島……“選挙を旅する”異色ノンフィクション。コンビニ店員、国際派テレビマン、サー“

常井健一『無敗の男 中村喜四郎 全告白』
"角栄の素顔、ゼネコン汚職の真相、自民党分裂で小沢が果した役割……昭和から平成にかけて激震した政界の裏事情。さらに日本だけでなく、トランプを“

常井健一、岡崎勝久(写真)『保守の肖像 自民党総裁六十年史』
"岡崎が撮りためた3万本にも及ぶ秘蔵フィルムから、自民党総裁21人たちがなした「歴史的瞬間」や知られざる「素顔」を厳選した写真集である"

小林登志子『古代メソポタミア全史-シュメル、バビロニアからサーサーン朝ペルシアまで』
"「目には目を」で名高いハンムラビ王のバビロン第一王朝、初の世界帝国となった新アッシリアなど、数“

岩波敦子『誓いの精神史 中世ヨーロッパの〈ことば〉と〈こころ〉』
"誓いに込められた中世人の世界観を読み解く。誓いの言葉はなぜ間違えてはいけないのか。なぜ文書よりも言葉が重視されたの“

アストリッド・フェルメール、ベン・ウェンティング、ヨス・デ・ブロック『自主経営組織のはじめ方 ― 現場で決めるチームをつくる』
"『ティール組織』で最も取り上げられた「ビュートゾルフ“

須永剛司『デザインの知恵 情報デザインから社会のかたちづくりへ』
"本書では、「デザインとは何か」という根源的な問いかけから出発し、自身の思考の歩みや教育現場での実践を再考察しながら“

筒井淳也『社会を知るためには』
"「社会」という言葉は、様々な形で使われていて、普段は存在を意識しないが、その実態はとてもあいまいだ。では、どのようにすれば「社会」を理解できるのか?"

沢山遼『絵画の力学』
"アンディ・ウォーホルジャクソン・ポロック、バーネット・ニューマン、カール・アンドレ、ロバート・モリス、香月泰男、福沢一郎、辰野登恵子、高松次郎、ゴードン・マ“

松本俊彦『自分を傷つけずにはいられない 自傷から回復するためのヒント』
"どうしたら、回復することができるのか(自分の行為の観察、衝動のコントロール、生活習慣について、精神科にかかる“

高辻成彦『IR戦略の実務』
"「広報・IR担当」と「アナリスト」双方の経験者がIRの基礎を実務目線で解説。IR業務の概略から投資家・アナリストの見方の説明、IR業務の流れをケース付き“

高辻成彦『アナリストが教える リサーチの教科書―――自分でできる情報収集・分析の基本』
"どんなにすごい戦略立案や業界分析も適切な現状調査があってこそ。本書では、ビジネスリサーチの基“

シンジア・アルッザ、ティティ・バタチャーリャ、ナンシー・フレイザー『99%のためのフェミニズム宣言』
"個人の自由がすべての人々の自由と共にあることが確証されないかぎり、私たちは決して既存の民主主義には満足しない"

ロバート・ブランダム『プラグマティズムはどこから来て、どこへ行くのか 上巻』
"ドイツ観念論英米哲学をプラグマティズムのうちに統合する壮大な構想で注目を集めるブランダム。本書は、揺“

ロビン・キンロス『モダン・タイポグラフィ 批判的タイポグラフィ史試論』
"「近代」を軸にめぐるタイポグラフィの精神史を鮮やかに描き出した名著。西洋における近代タイポグラフィの展開を、“

佐伯胖『決め方の論理-社会的決定理論への招待-』
"各人の考えがバラバラで、にもかかわらずそれらを集約して一つの判断を下さなければいけないとき、望ましいきめ方とはどんなものだろうか。これを探究するのが社会的決定理論という分野である"

木原幹雄『デザインリサーチの教科書(仮)』
"世界中の経営者が殺到するコペンハーゲンのデザインスクールCIIDで実践されている手法をベースに、日本でのプロジェクトをふまえて、より実践“

山口尚『哲学トレーニングブック:考えることが自由に至るために』
"青山拓央、アラン、飯盛元章、伊勢田哲治大庭健大森荘蔵、岸政彦、田島正樹、丹治信春、千葉雅也、デイヴィドソン、デリ“

渡辺靖『現代アメリカ』
"13の視点から読み解く,新しいアメリカ入門テキスト。実際のエピソードを手がかりに,豊富な図表と写真を用いながら,気鋭の研究者が丁寧に説明する。アメリカについ“

超読みたい。 有元裕美子『スピリチュアル市場の研究―データで読む急拡大マーケットの真実』
"今年初詣をした人は国民の約8割に該当する1億人(重複含む)。携帯占いサイト市場約200億円“

カート・アンダーセン『ファンタジーランド 【合本版】―狂気と幻想のアメリカ500年史』
"ニューイングランド幻想、ジェファーソン:独立宣言、西部開拓:フロンティア精神、フォード:大量“

『多様体 第3号:詩作/思索』
"ルネサンス期の詩人ポリツィアーノによる農人礼讃や、ドイツ・ロマン派の詩人ノヴァーリスによるフィヒテ研究。詩人マラルメと映画人ロメールとの架空対話、ナ“