読書リスト(2020年4月)

伊藤崇『大人につきあう子どもたち 子育てへの文化歴史的アプローチ』
"実際,子育て活動の遂行とは,有能な子どもと大人による見事な協働作業なのである"


森政稔『戦後「社会科学」の思想: 丸山眞男から新保守主義まで』
"戦後史の死角を衝く。「近代化」「大衆と市民」「ニューレフト」「新保守主義」をキーワードに解明する現代社会の特質"


デヴィッド・グレーバー『民主主義の非西洋起源について:「あいだ」の空間の民主主義』
"「アナキズム的な歴史のヴィジョン、歴史の政治哲学に捧げられた、ピエール・クラストルの著作以来最も重要な成果であり、グレーバー最良の仕事」"


アルジュン・アパドゥライ『不確実性の人類学 デリバティブ金融時代の言語の失敗』
"市場の「装置」と「エートス=不確実性の想像力」のずれに着目することで、グローバル金融とデリバティブの論理に抗する「進歩的分人主義」の可能性を探求"


中空萌『知的所有権の人類学ー現代インドの生物資源をめぐる科学と在来知』


マルクス・シドニウス・ファルクス『奴隷のしつけ方』


西田美緒子『女性ホルモンは賢い: 感情・行動・愛・選択を導く「隠れた知性」』
"カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の心理学教授。女性ホルモンと感情・行動・社会的つながり“


デイヴィッド・R・ビガン『人類の祖先はヨーロッパで進化した』
"ヨーロッパからアフリカへ逆戻りして、人類が誕生した!人類の特徴は、いつ、どのように進化したのか?人類誕生以前の、3000万年にわたる知られざる類人猿の進化を明かす!"


三原芳秋、渡邊英理、鵜戸聡編『クリティカル・ワード 文学理論 読み方を学び文学と出会いなおす』
"フェミニズム、環境批評、ポストヒューマン、精神分析、ポストコロニアリズム……多彩なトピックから文学の可能性に飛び込もう!"


ダイスケ『異世界コンサル株式会社』