読書リスト(2020年5月)


庄司克宏『国境の思想: ビッグデータ時代の主権・セキュリティ・市民』
"9.11後、セキュリティの技術とビッグデータの進展は、国境の意味づけ、そしてあり方そのものを大きく変えた"


スラヴォイ・ジジェク『パンデミック』
"世界はどうなってしまうのか――トイレットペーパーがダイヤモンドほどの価値をもち、愛する人と距離を置くことが最大の愛情表現となる時代"


的場昭弘『未来のプルードン——資本主義もマルクス主義も超えて』
"社会と市民に不平等を招く「垂直的権力構造」の解体を掲げたプルードン主義を再評価する。ポスト資本主義への処方箋"


石戸諭『ルポ 百田尚樹現象: 愛国ポピュリズムの現在地』
"百田尚樹は“ヒーロー”か“ぺてん師”か――5時間半にわたる独占インタビューで本人が初めて語った「百田尚樹現象」の本質とは?"


海老田大五朗『デザインから考える障害者福祉―ミシンと砂時計―』
"「すでにデザインされた世界と、いまだデザインされていない世界がある」障害者とその家族・地域とのかかわり、作業空間と時間、道具、組織"


マーヴィン・ミンスキー『創造する心 ―これからの教育に必要なこと』
"子供の教育について語った6つのエッセイを収録したものです。子供の創造力を育むのに必要なことや環境について、博士独自の洞察と知恵が込められています"


オーウェン・デイヴィス『スーパーナチュラル・ウォー 第一次世界大戦と驚異のオカルト・魔術・民間信仰』
"空前の大量死と社会変動に対峙するなかで、オカルトパワーの約束に魅入られた人々"


アルジュン・アパドゥライ『不確実性の人類学:デリバティブ金融時代の言語の失敗』
"市場の「装置」と「エートス=不確実性の想像力」のずれに着目し、グローバル金融とデリバティブの論理に抗する「進歩的分人主義」の可能性を探究"


ダニエル・C・デネット『思考の技法 -直観ポンプと77の思考術-』
"数多の哲学者や思想家が編み出してきた有益な道具と有害な道具を仕分けながら、意識の迷宮を解き明かし、もっともすぐれた思考ツール「直観ポンプ」へ"


リン・ハント『フランス革命の政治文化』
"フランス革命固有の成果は、レトリックやシンボルによる政治言語と文化の創造であった。政治文化とそれを生み出した人々の社会的出自を考察する"


いまこそ読みたい性ある エドワード・リード『経験のための戦い―情報の生態学から社会哲学へ』
"あなたはかつて<経験>を<経験>したことがあるか?今ほど<経験>が軽視されている時代"


今井むつみ『親子で育てる ことば力と思考力』
"たくさん単語を暗記してもことば力は育たない。ことばの意味を自分で考えて覚えれば、ことば力、思考力、学力もアップ。その仕組みと方法をわかりやすく伝える"


クレア・ビショップ『ラディカル・ミュゼオロジー』
"アートと政治、複数の過去/現在/未来がぶつかりあう場としての現代美術館――投機的な思惑によって動く美術市場や非政治的な相対主義"


坂井直樹『好奇心とイノベーション 常識を飛び越える人の考え方』
"松岡正剛(編集工学者)/猪子寿之(チームラボ代表)/陳暁夏代(DIGDOG 代表)/成瀬勇輝(連続起業家/ TABI"