雑記

東京?

自分が(南)埼玉出身だからか、東京に憧れることすらなく、中心といえば東京だとぼんやり感じていたように思う。中学生くらいから。 過去形で書いたのは、この考えが変わったからではない。 ただ「価値ある中心があるとすれば」という条件を付記せずにはい…

地方の旅館をなんとかする方法

旅館がないまちは意外と少ない。 温泉地なんかだと、ひとが全然いないのにとにかく宿がたくさんあり、過去にはいっぱい温泉客が来てたのかなと思わせる。 あるいは、地方の小さいまち、しかもいわゆる観光地などではないところであっても、旅館業は結構存在…

ワンコイン寿司パを目指して

高い金を出さずに美味い握り寿司が食いたい。 給料が安いわたしのような若者にとって、そう思うのは自然なことだ。東京にいた頃は、くら寿司に行ってこの気持を慰めたものだ。 しかし、津和野は過疎地である。チェーンの寿司屋などない。 自ら寿司を握る 外…

読書リスト(2017年2月)|山内裕、轡田竜蔵、九井諒子

今月はあまりにも忙しかったので、たいしてチェックできず。 ただ、わりと読んではいる感じです。3,4冊くらいかな、出張中に読めました。 この記事からは、コメントもちょっといれたりいれなかったりしてます。 読書リスト(2017年02月) 藤本徹、森田裕介編…

苦しみと、その癒やし──手塚治虫『ブッダ』について

手塚治虫『ブッダ』をパラパラと読み返した。作品内では、苦行をめぐった議論が何度か描かれている。 行者・デーパは、身体を苦しめることによって欲が離れるからと苦行の意義を語る。ブッダは、自身もはじめデーパらとともに苦行に取り組むが、のち捨て去る…

読書リスト(2017年1月)|三木清、グロイス、セネット

今月は誕生日でもらったものも含めて大量の本をゲットできた。本当にありがとうございます。年始の休みにウォマックなどちょろちょろ消化できました。 テラプレーンは確実にマスト。必須化!小川さやか『その日暮らしの〜』も読み終わった。こちらも素晴らし…

二十代後半

「絶対にこうでなければ嫌だ」ということに忠実になるべきだ。その結果がどのような帰結を生み出すかは気にしても仕方がない。この考え方には様々な問題が含まれている。とりわけ大きなそれは「絶対にこうでなければ嫌だ」が根こそぎ喪われてしまう可能性に…

今日買った本|アラン、稲葉振一郎、スターリング

ストレスが激しいのでウガーってなってドカンと本を買ってしまった……。下記。 アラン『芸術論20講』 芸術論20講 (光文社古典新訳文庫)作者: アラン出版社/メーカー: 光文社発売日: 2016/10/28メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 稲葉振一郎『政治…

コンテンツと社会

久々に宇野常寛『ゼロ年代の想像力』を読み返した。ゼロ年代の想像力 (ハヤカワ文庫 JA ウ 3-1)作者: 宇野常寛出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2011/09/09メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 38回この商品を含むブログ (54件) を見る一番印象的だったのは…

年末年始の読書リスト(誕生日プレゼント)まとめ

元旦の誕生日にいろいろ本をいただきました。 どれもわりとイイ感じだったので、もらえたのが大変ありがたかったです。 既に読んだものだと、一ノ瀬先生の本は簡潔かつ著者特有の要素もあっていい感じだし、小川さやか「その日暮らし〜」はとにかくなにも知…

読書リスト(2016年1-12月)|1年間のふりかえり

社会人になってとにかく本を読まなくなった。 そして、読まなくなって数年、もはやどんな本に”触れたのか”すら思い出せなくなってきた。 それがあまりにもかなしいので、今年の4月から読書リストをつくりはじめた。いちおう毎月続いている。 読んだ本と単に…

読書リスト(2016年12月)|東浩紀、森博嗣、炭谷俊樹

今月読んだもので面白かったのは、まず東さんのゲンロン4。 目玉の座談会とかいろいろ載ってるもの面白くて、ひとつひとつ語りたいことがある感じ。読書会とかやりたさがある。今年のこういう雑誌部門では圧倒的にベストだと思った。 それから、なにか特別に…

ウェブ日記のようなもの

とにかく暗い一週間だった。久々に結構思い切り体調を崩して予定もいろいろキャンセル。 とにかく腹痛と発熱で苦しかった。当然ながら仕事も滞るし、そのことで精神的にも非常に不調だった。 ただ、ふつうに自分にとってかなり重要かつハッピーなことも多々…

読書リスト(2016年11月)|草野原々、松本哉、山本貴光

今月はイイ本を大量にチェックできた。 あまりにも忙しかったのと、メンタル的にもあんまり調子がよくなかったので、あんまり読めていない。しいて読んだものでいうと、松本哉の本を初めて読んだ。おもしろかった。 いま自分が地域に関わっているので、メデ…

新大学一年生にオススメした18冊

大学進学が決まった生徒(東洋史専攻)に本をオススメしたので、ここでも紹介。 オススメというか、自分が高校浪人大学入学当初くらいで読んでテンションがあがった本をわりといれてます(教育的配慮的なものもはいってるけど笑)。 文系で本読むのが好きな…

つくることの憂鬱について──Rhetorica#01からRhetorica#03へ

12年にはじめて本をつくった。[http://rhetorica.jp/rhetorica-01:title=Rhetorica#01]というやつ。ぼくは20歳か21歳だったと思う。この本に、盟友・太田君とふたりでエッセイのようなものを書いた。その文章は、ぼくと太田君の立場が違っていることで──その…

広告業界民にオススメの本を聞かれたので10冊選んでみた

これから広告業界に入る人に広告で役立つオススメ本を聞かれたので、10冊選んでみた。とはいえ、ぼくは広告業界で働いたことがないから、ふつうの意味での「広告本」は選ばず、いろいろなジャンルのものにした。 どちらかというと、クライアントとして広告系…

碑を見に行った

町のなかにある、もう誰も住んでいない地区に行ってきた。 当然だが、その地区周辺部もかなり過疎化が進んでいる。 だから、地域全体の活性化をしなければいけないということで、調査に出かけたのだ。その誰もいない地区には、ずっと行ってみたかった。 どう…

人は死ぬ

このところ死への距離が近くなったことを感じる。 2年前に大学を卒業してから、同世代の友人知人が結構死んだからだ。死んだひとは、ときどき酒を飲みに行くような関係だったやつが多い。 そういうひとに死なれると、何度も飲みに誘ってるのに毎度断られてる…

鶴見俊輔『鶴見俊輔コレクション 1 (思想をつむぐ人たち)』

思春期の頃から鶴見俊輔を読んでいる。長く付き合っているのに、未だに自分が彼のなにに惹かれているのかよくわからない。 ぶっちゃけ特にどこにも惹かれていないのかもしれないなとも思う。 惰性で読んでいる書き手のひとりかもしれない。思想をつむぐ人た…

フラれたとき友人に言われたこと

だいぶ前にある女性にフラれて傷心しきっていたとき、友人が次のようなことを言った。「きみがさ、そういう気持ちになるのもよくわかるんだな。かなしくって、なにもできない? そうだね、そう、なにもできないだろうよ。いままでちゃんとね、こう、やってた…

ハーバーマスの市民的不服従

ハーバーマスに「核時代の市民的不服従 国家の正当性を問う」という論考がある(『近代 未完のプロジェクト』所収)。近代―未完のプロジェクト (岩波現代文庫―学術)作者: J.ハーバーマス,三島憲一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2000/01/14メディア: 文庫…

有名な人が有名になる前に仲間とわいわいしてた話 椎名誠『哀愁の町に霧が降るのだ』

小学生の頃に好きだった、椎名誠『哀愁の町に霧が降るのだ』を読み返してみた。哀愁の町に霧が降るのだ〈上巻〉 (新潮文庫)作者: 椎名誠出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1991/10/30メディア: 文庫 クリック: 14回この商品を含むブログ (45件) を見るなんでも…

成上友織『リワルド』について【レジェンド編】

おおおお成上くんの『リワルド』ですね!!!!!!!!!! RT @hazuma そして同人誌図書館にこれが入るのか。。 pic.twitter.com/5T7JLkMuSw— seshiapple (@seshiapple) 2014年5月31日 *東浩紀さんのゲンロン同人誌図書館にセイジョウくんのコピー本が入荷。 成上友…

時間経過のゲーム

ある種の能力を身につけたり共同体に参加したりするために、ただひたすら時間を経過させなければならない段階(少なくとも当人にそう感じられる段階)があることを自分は知っている。 それにもかかわらず、そうした大切な時間をきちんと経過させることができ…

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遊びをつくる、セミラティスが見えてくる クリストファー・アレグザンダーの「自尊心の強い少年」

卒論提出期限まで異様な短さになってしまった今もエディタの文字カウントが少なすぎる数字ばかりを示す今日このごろです。 そんなありさまなので、昨年を振り返るブログとか書きたいんだけど余裕なくてマジ書けないです。 ということで、卒論やってて見つけ…

2013年の活動報告

ぼくの昨年の活動は、レトリカと井庭研の2本立ててでした。 成果って意味ではわりといろいろ外に出せたけれども、個人的には2013年は絶不調だったなという感じです。個別で言うと、レトリカについては完全に太田くんの年でした。だいぶ迷惑かけたというか、…

Sが週末に楽しんだこと

Sは昔から身体が悪くて、成績もあんまりよくなかった。 いじめられていたってわけじゃない。でも、なんとなく、周囲から軽んじられていた。彼はそういうふうな扱いをされていても素直なところがずっと曲がらない男で、ぼくだったらふつうに拗ねきってるだろ…

稲村飯テロ打線を組んでみた

友人邸かつレトリカ秘密基地である、稲村ヶ崎の某古民家。 そこに住むシェフのつくる飯があまりにうまいので紹介してみる。 スタメン 1 中 ペペロンチーノ 2 二 鶏皮 3 遊 カレー 4 一 唐揚げ 5 投 チャーハン 6 捕 ハンバーグ 7 三 野菜炒め 8 左 カルボナ…

飛行場と乗り物酔い

飛行場の夢を見た。飛行場の記憶なんてさっぱりなかったんだけど、よく考えてみたら、小さい頃に何度か親父に連れて行ってもらったことがあった。 どこだかも忘れてた。調べてみると、埼玉の桶川飛行場だった。 https://ssl.panoramio.com/photo/59493810 ht…

黄土色がかった場所

最近はだいぶマシになったけど、大学に入って最初の方はつらいときによく蒸発した。 2週間から長いときは数ヶ月くらい。蒸発時はなにもしてないので基本おそろしくヒマで、家で音楽とか聴いてる。 でも、たまに外にも出たくなる。というか、自分は家にずっと…

デューイの遊び論をチラ見る デューイ『民主主義と教育(下)』第十五章 教育課程における遊びと仕事

先週頃からORF関連の作業で睡眠時間が著しく削られている。 慣れないインデザいじりはそこそこ面白いのだけれど、さすがに朝方に集中力が切れたので、ちょっとだけデューイを読んだ。民主主義と教育〈下〉 (岩波文庫)作者: J.デューイ,John Dewey,松野安男出…

ヒマな人間、ふやけた時間

高校を休んでパワプロをやって過ごし、浪人してまたパワプロをやって過ごしていたあの頃の時間の流れ方をさっぱり忘れていた。深夜3時までラジオでアホな話を聴いて、そのあと気怠いまま学校に向かったり向かわなかったりする感じ。ヒマな学生のはずなのに、…

レトリカ稲村合宿プレイリスト

最近(も)聴いてる音楽の紹介を兼ねて、先日出したレトリカの新刊を稲村ヶ崎の某古民家でつくってたときに聴いてた曲を並べてみます。 曲 アーティスト アルバム endless8 909state cosmolook 湘南アシッド (Album Edit) 電気グルーヴ YELLOW Ghost In The …

お夏も終わる

またちょっと日が空いてしまった。 書き続けたいので、とりあえず更新する。 8月も終わりということで振り返ると、今年の夏はすこぶる低調だった。 春は曲がりなりにも論文を3本出し就職先も決めてそこそこ生産的だったのだが、今夏は本当にダメだった。食べ…

ひとり暮らしをする大学生は、実家にしこしこ買い込んだ1000冊の本をどうしたらよいか

10年ほど住んだ実家が唐突にアレされることになって、9月はじめからひとり暮らしをすることになった。それで今慌てて東中野で物件を決め、引っ越し作業を行っている。 来年からちょうど就職するという区切りだから、早めの新生活って感じでもある。ぼくにと…

アイデア出しと調べものの関係を考える

アイデアを出すとき、ぼくはいつもググったり調べたりしすぎてどん詰まりになることが多い。 ちょっとした研究計画を出さなきゃいけなくて既存の研究を見てみると何も考えられなくなってしまったり、文章を頼まれて類似のテーマのものをググってみるとあらゆ…

タッチパネルが効かなくなったバッキバキのiPhone 4Sを大宮で修理した

駅で落っことしたらそのままOLがシュートするなどのアツい災難に3回くらい見舞われた結果、液晶がボロボロで基盤が露出しまくっていたiPhone4Sをとうとう修理した。ギリギリつかえていたので、周りの友人がみんなヒくレベルでバッキバキでも快調にスルーして…

ひねくれる余裕もなく

こんなに毎日暑くなる前のことだが、中学からの友人Mと久々に飲みに行った。 地元の店なんてさっぱりわからないから食べログで事前に調べて、3000円くらいで長くいられそうな居酒屋に行った。彼とは高校以来だから数年ぶりの再会だったのだが、結果的には、…

「血の通ったライフハック」をつくれないか

二週間くらい心身共に非常に調子が悪くて引きこもっていた。 その間、扁桃腺が化膿したり色々大変だった。ここ数日でようやく元気になったので、色々作業も残しているんだけれども、少し自分の卒論のことを考えた。 卒論の計画書を出す時期がきているからだ…

「面白い!」を逃さない探検をしよう―川喜田二郎『創造と伝統』から「探検の五原則」を学ぶ

KJ法で有名な川喜田二郎は、『創造と伝統』で「探検の五原則」を掲げています。 この原則は、川喜田が体験をベースにラベリングを行い(KJ法をしたということでしょうか)作成したものとのことです。 第1原則:「360度の視角で取材せよ」 第2原則:「飛び石…

議論は「他人に代わって決定を下す」ために行われるものではない―ガウアンロック『公開討議と社会的知性』

とても基本的なことだが、何度でも確認しておきたい。 「すでに明らかであるが、無知と偏見のなかに安住することなく、問題に対して良心的な答えを出そうとする個人には、非常に高い人格的な働きが要求されている」 (他の点では品行方正な人も、ミルによれ…

「わかるけどできない」をめぐる

小さい頃イライラしながらこの言葉をよく言っていた。勉強にしてもスポーツにしてもなんにしても、全体像がぼんやりと捉えられていて理解できた気がするのに、いざやるとなると取っ掛かりを見出せなかったり単純にやる気が出なかったりして、全然できない。…

「仕事」への憧れ

「仕事」という言葉に憧れがある。この言葉からは、「作業」みたいな言葉とは異なる、何かしらの価値を新たに生み出すプロフェッショナルの響きを感じる。 その憧れからか、この言葉を使うのをつい躊躇してしまう。たとえば、自分が抱えているプロジェクトで…

共著論文を3本投稿

5月はブログをさっぱり書かずに6月になってしまいましたが、その間に共著論文を3本投稿しました。まだ投稿しただけ&色々細かく直したりの作業がありどうなるかわからんですが、一応書いたよってことで。PLoP2013への投稿論文(2) "Survival Language: A Patte…

就職活動やってて今のところいいと思ってること(2)

就活体験記シリーズ第2弾です。前回の記事では就活してて面白いところとして、1. OB訪問なり面接なりを通じて将来が見えてくる(気がしてくる)ってことを書きました。 就職活動やってて今のところいいと思ってること(1) - おどりのようなもの 前書いてか…

某Uゼミ文献リスト

来期でいったんUゼミをやめるので、このゼミで課題として読んだ本をまとめておく。2012秋 植村邦彦『近代を支える思想』ナカニシヤ出版 内藤湖南『東洋文化史』中公クラシックス 加藤陽子『それでも、日本人は戦争を選んだ』朝日出版社 加藤陽子『戦争の日本…

人を気にすることについて

「人からどう思われているか」とか「人から評価されたい」とかいうことを気にするのは、あまりかっこいいことだとは思えない。とりわけ、これらのことを中途半端に気にするのはまずい。 人からどう思われているかを中途半端に気にするというのは、とにかくだ…

就職活動やってて今のところいいと思ってること

最近は、大学で所属している研究室関連のプロジェクトを除くと、家で読書してるか友達と遊んでるか就職活動してるかって感じで毎日生きている。 あ、あと、Rhetorica関連でウェブサイトを新しくするとか(おおた君メイン)、音声コンテンツをつくるとか(ま…