読書リスト(2018年8月)


栗原康編『狂い咲け、フリーダム: アナキズム・アンソロジー』
"国に縛られない社会とは? 気鋭の研究者が編む。大杉栄伊藤野枝中浜哲、朴烈、金子文子平岡正明田中美津ほか。帯文 ブレイディみかこ"

フィリップ・ポンス『裏社会の日本史』
"中世における賤民から現代社会の経済的弱者まで、また江戸の博徒や義賊から近代以降のやくざまで――フランス知識人が描いた貧困と犯罪の裏日本史"

久保正彰『西洋古典学入門: 叙事詩から演劇詩へ』
"古代ギリシア・ローマの作品を原本に近い形で復原すること。それが西洋古典学の使命である。ホメーロスなど、諸作品を紹介しつつ学問の営みを解説"

ピーター・コーニツキー『海を渡った日本書籍』
"近代以前、ヨーロッパにも日本書籍がもたらされた。誰が、何のために、どんなルートで、どんな本を手に入れたか。海を渡った本の由来を尋ね、知の欲求とその変遷をたどる"

ジェイコブ・リース『向こう半分の人々の暮らし: 19世紀末ニューヨークの移民下層社会』
"アメリカン・ドリームの危機に際し、再評価の機運高まるルポルタージュの古典を完訳。移民大国が直面した都市問題に挑んだドキュメント"

瀧澤弘和『現代経済学-ゲーム理論・行動経済学・制度論』
"本書はマクロ経済学はもとより、行動経済学ゲーム理論、制度論といった大きな潮流を捉える。そこからは、現代の経済学の問題意識や今後の展望などが見えてくるだろう"

エドワード・ブルワー=リットン『来るべき種族』
"地球内部に住む地底人の先進的な文明社会ヴリル=ヤとの接触をつぶさに描いた19世紀後半の古典的小説。卓越した道徳と科学力、超エネルギー「ヴリル」と自動人形の活用"

稲葉振一郎『「新自由主義」の妖怪――資本主義史論の試み』
"見るものによってその姿を変える「新自由主義」と呼ばれるイデオロギーの正体を、ケインズ経済学/新古典派経済学/マルクス主義経済学の歴史と、戦後日本の経済思想史"

リチャード・ローティ『ローティ論集: 「紫の言葉たち」/今問われるアメリカの知性』
"広大な知の裾野に咲き誇るローティの哲学。アメリカの知性は、われわれに何を託して逝ったのか。選りすぐりの重要論文に解題を付す"

荘中孝之『カズオ・イシグロの視線――記憶・想像・郷愁』
"幼年時代の日本での記憶とイギリスでの体験をもとに、独特の世界を構築するイシグロ。気鋭の英文学者らがノーベル賞作家の全作品を時系列に通観し、その全貌に迫る"

ロザムンド・ヤング『牛たちの知られざる生活』
"1980年からは、兄とパートナーとともにカイツ・ネスト・ファームを営み、動物の行動の自由を尊重し、管理を最小限にとどめるスタイルで、牛をはじめ、羊、鶏、豚を飼育している"

ジャン・グロンダン『解釈学』
"《解釈学の流れを大きく通観》解釈学の起源、その大著作家たち、彼らが引き起こした論争を紹介しつつ、その普遍性という意味をも検討する"

ダグラス・ホフスタッター『わたしは不思議の環』
"菊判、620頁、重さ1kgという堂々たる大著"

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