読書リスト(2018年6月)|桜坂洋、サイモン・クリッチリー、J・G・バラード


橋本陽介『物語論 基礎と応用』
"「おもしろい物語」とは、どのように作られているのか。プロップ、バルト、ジュネットらの理論を紹介し、具体的な作品の分析から、その設計図を明らかにする。最もわかりやすいナラトロジーの教科書"

アントニー・D・スミス の ナショナリズムとは何か
"ナショナリズムは創られたものか、それとも自然なものか。この矛盾に満ちた心性の正体を、世界的権威が徹底的に解説する。最良の入門書、本邦初訳"

ギャリー・ジェノスコ『フェリックス・ガタリ: 危機の世紀を予見した思想家』
"ドゥルーズとの共同執筆で知られる哲学者ガタリの生涯とその思想の射程を論じる批評的入門書"

ケン・リュウ、桜坂洋、アンディ・ウィアー他『スタートボタンを押してください ゲームSF傑作選』
"ケン・リュウ桜坂洋、アンディ・ウィアーら現代SFを牽引する豪華執筆陣が集結し、ゲームと小説の新たな可能性に挑む"

エミリー・アプター『翻訳地帯――新しい人文学の批評パラダイムにむけて』
"「戦争とは他の手段をもってする誤訳や食い違いの極端な継続にほかならない」"

リー・ギャラガー『Airbnb Story』
"投資家には断られ続け、宿泊者の暴行や器物損壊などで相次ぎ炎上。巨大ホテルや規制との闘いにも苦悩する。それでも彼らはゴキブリみたいに死なずに生き延びて、成功を続けている"

西野嘉章『チェコ・アヴァンギャルド ブックデザインにみる文芸運動小史』
→ 非常によかった。冒頭にたくさん紹介されてる本の写真がどれもカッコよかったから手にとったのだけど、チェコにおける運動の歴史も面白かった。

中野節子『近世金沢の銀座商人』
"加賀藩で銀座役に就きやがて咎めを受けた商家が、近世初頭からどのように成長・変貌したか、豊富な史料でその実像を生き生きと描く"

サイモン・クリッチリー『哲学者190人の死にかた』
"ヘラクレイトスは牛の糞で窒息死、ディオゲネスは息を止めて死ぬ……古今東西の哲学者たちの死に方を通して哲学がわかり、死を学ぶ"

『子午線 原理・形態・批評 vol.6』
"障害者運動やアナキズム運動に携わり、90年代にはだめ連界隈で活動を展開、仲間たちと早稲田大学文学部前に交流スペース「あかね」を立ち上げた、「詩人でアナキスト」の究極Q太郎"

『自然 HAPAX9』
→ 読みたいものいくつかありそうだった。

串田純一『ハイデガーと生き物の問題』
"「動物は世界が貧しい」――この奇妙なテーゼを掲げたとき、20世紀最大の哲学者は何を見ていたのか。人間と他の生き物の関係を問い、「生きている」とは何を意味するのかを問うたマルティン・ハイデガー"

カンタン・メイヤスー 『亡霊のジレンマ ―思弁的唯物論の展開―』
"「メイヤスーの哲学は、ポスト構造主義から引き継がれたテーマ、キーワードを、人間的意味を徹底的に無化する方向へとラディカライズしている」(序文:千葉雅也)"

J・G・バラード『ミレニアム・ピープル』
"一般市民が興じる〈テロ〉という娯楽 中産階級による暴動と革命 目的なきテロの世紀に贈る鬼才の黙示録的傑作"