読書リスト(2018年1月)|前田亜紀、ハーバーマス、土田知則


1月は有料noteをつくったことがなによりの変化だった。
これをつくったことで、本当に久々にインターネットで自由の感覚を味わっている。
クローズドなnoteをつくってそう思うのは、皮肉で悲しいことだけれども。
心から気持ちよく文章を書けているので、昔からの読者でふつうに稼いでる人とか多少余裕ある学生さんとかは応援してくれると嬉しいです。
(下宿など津和野での活動を続ける具体的な援助になりますゆえ……)

とはいえ、このブログも思い入れがあるので引き続き更新します。
あんまり先月は本を読めなかったしチェックもできなかった。
有料noteパワーによって、コンテンツを摂取して外になにか思ったことを出すという回路が復活してきたので、2月はもう少しいろいろ触れると思う。


草野原々『最後にして最初のアイドル』
"SFコンテスト史上初の特別賞&「神狩り」以来42年ぶりにデビュー作で星雲賞を受賞し、SF史に伝説を刻んだ実存主義ワイドスクリーン百合バロックプロレタリアートアイドルハードSFの表題作"

スティーブン・ジョンソン『世界を変えた6つの「気晴らし」の物語 新・人類進化史II』
→第6章のみ読む。非常に面白い。居酒屋とコーヒーハウスの話だけど、ハーバーマスのような感じではなく、エピソードと創意工夫の連続でワクワクする。

前田亜紀『カレーライスを一から作る 関野吉晴ゼミ』
"みんなが、あたりまえのように食べている「カレーライス」。その材料―野菜、スパイス、お肉、お米、塩、そして器とスプーンをすべて"

宮川裕章『フランス現代史 隠された記憶──戦争のタブーを追跡する』
"第一次大戦の激戦地では現在も、不発弾と兵士の遺体で住めない村がある。第二次大戦中のユダヤ人の強制連行への加担"

篠原雅武『人新世の哲学 思弁的実在論以後の「人間の条件」』
"人新世という概念や現代の思想潮流を全面的に引き受け、思想の更新を図るとともに、新時代における「人間の条件」"

ハーバーマス『後期資本主義における正統化の問題』
"国家が市場に介入する後期資本主義の時代において、政治・行政システムが経済システムの危機に対処不能となり、大衆の忠誠を維持できなくなる「正統化の危機」"

土田知則『現代思想のなかのプルースト』
"ベンヤミンバタイユ、バルト、ドゥルーズ――綺羅星のごとき思想家たちは、誰もが魅惑の書『失われた時を求めて』を手に"

神田孝治、遠藤英樹、松本健太郎(編)『ポケモンGOからの問い: 拡張されるリアリティ』

小泉義之『兵士デカルト―戦いから祈りへ』