読書リスト(2017年8月)|五十嵐太郎、マドレーヌ・ピノー、高野文子、ピーター・バーガー


8月は下宿生が夏休みなので東京に行ったり会社でデカめのトラブルが発生したり、いろいろと大変。
というわけで、あまりにも忙しく更新が遅延した。
が、この読書リストは精神と文化の豊かさのための生命線であるからして、頑張って更新。
このあとも書類をつくる。ガンバロー!

早稲田文学会『早稲田文学 2017年初夏号』
いぬのせなか座・山本さんが関わっていることを知り数年ぶりに買った。面白かった。

大場吾郎『テレビ番組海外展開60年史 文化交流とコンテンツビジネスの狭間で』
"日本のテレビ番組の海外展開が辿った波瀾の道のりを、膨大な資料探索、関係者への調査によって初めて体系的に解き明かす"

仲正昌樹『〈戦後思想〉入門講義――丸山眞男と吉本隆明』
"二人の巨人の著作を丁寧に熟読し、戦後思想がこだわった市民社会、国家、「日本的主体」について考える。戦後思想を知らない世代のための(知っている人にとっては“再")入門講義"

渡辺拓也『飯場へ 暮らしと仕事を記録する』
"職場の共同性をどんどん切りつめていく理不尽な圧迫を、私たちは、どのように押し返せばよいのだろうか。本書は、飯場の一人ひとりの労働者が置かれた関係性に注目し、この問いに迫る"

松本三之介『「利己」と他者のはざまで 近代日本における社会進化思想』
"進化論の基礎をなす生存の欲求という観念を手掛かりに、自然権思想を形成する可能性を社会進化論のなかから読み解く"

五十嵐太郎『日本の建築家はなぜ世界で愛されるのか』
"世界の美術館で日本のアートが主流になっているわけではないのに対し、日本の現代建築家がそのハコを幾つも設計" "プリツカー賞の受賞者数は、アメリカに次ぐ第二位"

『コミュニティ事典』
"15の大項目内に総417項目、執筆者280名による専門知と実践知の集大成。国民生活審議会報告書、GHQ民政情報教育局資料、自治体別「コミュニティ・防災担当窓口」一覧など、資料編も充実"

『nyx 第4号』
ヤバい打線だ。稲垣良典山内志朗が特に気になる。
"第一特集「開かれたスコラ哲学」主幹 山本芳久" "第二特集「分析系政治哲学とその対抗者たち」主幹 乙部延剛"

ピーター・バーガー『社会学への招待』
"社会学とは、「当たり前」とされてきた物事をあえて疑い、その背後に隠された謎を探求しようとする営みである。長年親しまれてきた大定番の入門書"

フランコ・ベラルディ(ビフォ) 『NO FUTURE―イタリア・アウトノミア運動史』

草野原々『最後にして最初のアイドル』
最後にして最初のアイドル、第48回星雲賞日本短編部門を受賞ッ! この作品はほんとサイコーだったのでほんとサイコー!(著者はSFCの先輩でもあるらしい)

草野原々『エヴォリューションがーるず』
そして新作へ……。
"他者を捕食して〈ポイント〉を貯め、〈ガチャ〉を回すことで〈がーるず〉としての進化を遂げていく世界でアメーバに転生した洋子の、愛とソシャゲと宇宙創生をめぐる大冒険"

NHKスペシャル取材班『縮小ニッポンの衝撃』
"NHKが総力を挙げて、少子高齢化に悩む全国の地方自治体を取材。一足先に超高齢化に突入した地方の衝撃的な姿とは?"

松浦常夫『高齢ドライバーの安全心理学』
これ面白そう。
"事故を起こさないためには? 運転のやめどき、いつ、どう判断する?高齢者の運転や事故の特徴から安全対策まで、交通心理学の第一人者が丁寧に解説"

マドレーヌ・ピノー『百科全書』
"本文・図版をあわせ全28巻におよぶ『百科全書』。出版に携わる人々、時代背景、数々の告発事件、各版の内容などをまとめた入門書"

ひろゆき『無敵の思考 ――誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21』

小森謙一郎『アーレント 最後の言葉』
"タイトルと二つの銘だけから成るこの最後の言葉は、いったい何を意味しているのか? 二つの銘が並べて引用されていることの意味は何か?"

グレッグ・イーガン『アロウズ・オブ・タイム』
"わたしたちとは異なる時空の法則から構築された奇妙な宇宙で、奔放にアイデアをかけめぐらせた〈直交〉三部作、堂々の完結篇!"

士郎正宗、円城塔、三雲岳斗、朝霧カフカ、秋田禎信、冲方丁『攻殻機動隊小説アンソロジー』

田原牧『人間の居場所』
"シリア難民、AKB、三里塚闘争LGBT暴力団新宿ゴールデン街、子ども食堂、日本赤軍、刑務所、イスラム国、釣り場" "「人間」の姿を丹念に描いたこの小さな本に、私たちの生存のヒントが、隠されている! "

山田正紀『ここから先は何もない』
"小惑星探査機が採取してきたサンプルに含まれていた、人骨化石。その秘密の裏には、人類史上類を見ない、密室トリックがあった……!巨匠・山田正紀、待望の書き下ろし長編SF"

國分功一郎、山崎亮『僕らの社会主義』
"いま再びグランド・セオリーが必要とされているのではないか? マルクス主義とは別の「あったかもしれない社会主義」の可能性について気鋭の論客が語り尽くす"

菅浩江『ID‐0 Ⅰ Cognosce te ipsum.――汝自身を知れ』
"オリハルト鉱石と記憶を無くした永劫変性者(エバートランサー)であるイドの物語を、『博物館惑星』の菅浩江がノヴェライズ"

「ele-king vol.20」
"特集1:ザ・XX最新ロング・インタヴュー/UKメランコリック・ポップ、特集2:クラブ・ミュージック大カタログ──アンダーグラウンドの乱泥流を聴け!"

柏木博(監修)『図鑑 デザイン全史』
"デザインの流れが圧倒的ビジュアルで理解できる決定的大図鑑"

ジョナサン・イスラエル『精神の革命――急進的啓蒙と近代民主主義の知的起源』
"「啓蒙」とは何か。カント以来続くこの壮大なテーマをめぐって、著者ジョナサン・イスラエルは「急進的啓蒙」という概念によって新たな展望を示そうとする"

六冬和生『みずは無間』
"【第1回ハヤカワSFコンテスト受賞作】雨野透の人格が転写され宇宙を旅する惑星探査機。彼の中の、地球に残した元恋人みずはと過ごした記憶が、宇宙の危機を招来する……壮大な思弁的宇宙SF"

ジェームズ・C・スコット『ゾミア―― 脱国家の世界史』
"インドシナ半島の奥地、ゾミア。この深い山中の文化や生業は、国家を回避する戦略だった" "国家による管理の無力さを一貫して追及してきた政治学者・人類学者"

ジェームズ・R・フリン『なぜ人類のIQは上がり続けているのか? 人種、性別、老化と知能指数』

ドン・タプスコット『ブロックチェーン・レボリューション ――ビットコインを支える技術はどのようにビジネスと経済、そして世界を変えるのか』
カリフォルニアン・イデオロギー的なものを久々に感じた。

金子拓『織田信長 不器用すぎた天下人』

伊藤穰一、ジェフ・ハウ『9プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために』

『なりきり!YouTuber実験』
"コーラが噴水みたいになる!?超でっかいゼリーを作ろう!ユーチューバーみたいな実験を家庭で手軽にやってみよう"

エリエザー・J・スタンバーグ『人はなぜ宇宙人に誘拐されるのか?』
"「自我」を守るためなら嘘もつく、無意識下の脳で働く驚異のメカニズム。神経科学×哲学×心理学、イェール・ニューヘイヴン病院神経科医が教える脳科学の最新知見"