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ウェブ日記のようなもの


とにかく暗い一週間だった。久々に結構思い切り体調を崩して予定もいろいろキャンセル。
とにかく腹痛と発熱で苦しかった。当然ながら仕事も滞るし、そのことで精神的にも非常に不調だった。
ただ、ふつうに自分にとってかなり重要かつハッピーなことも多々あったので、振り返りを書いておく。


さて、最近で一番うれしかったのは、ずっと会いたいと思っていた、いぬのせなか座のなかのひとのひとりである山本さんに渋谷で会えたことだ。
山本さんは以前からレトリカのことは知ってくれていて、いろいろお互いにいい感じかもですねみたいな話はツイッターでしていた(てきとう)。
とはいえ、会った直接のきっかけはひどいもんで、この前上京したときに、なぜだか忘れてしまったのだけれど、勢いで「会いませんか」的なアホDMを送ってしまい、それをOKしてくださったという、それだけ。身内以外で、文芸的なことを真剣にやってるひとと話すのは久々だったから正直緊張した。

いぬのせなか座をはじめて知ったのはいつだっただろう。まつもとに教わったのだったっけ。とにかくウェブを最初に見たときびっくりしたのをおぼえている。
なににびっくりしたって、内省の仕方がものすごく自分(たち)に似ていると(当然だが一方的に)思ったからだ──ぶっちゃけ自分がどれくらいわかってるか自信はなかったけれど。
なにせ、グーグルドキュメントを使ってひたすら座談会をしている集団なのだ。しかも、それをきちんと読めるかたちに編集して、外に出すっていう。なんだこのひとたち、レトリカじゃん!wっていう。

お会いしたらさらに驚いた。ぼくはとにかく当日体調が悪くて喋りがフラフラだったのだけれど、それでも、世界に対する関心の持ち方のようなものがものすごく似ている(今度は一方的にではないかもしれない!)と感じたからだ。
「あ、話が通じるかもしれない」って。そういう感じは得難いものだ。

実際にそこで話した中身は、ただの会話なので、あんまりウェブとかに書かないほうがいい気がするから超ざっくりにするけど、特に印象に残っているのは文学的実践と土地や場の関係みたいな話。
こういった問題は、もともと上述の座談会とかでも話されていて特に気になっていたポイントだったんだけど、その場で返ってきた言葉は、どれもぼくにとって力強くて、勇気づけられるものだった。

さて、今週はほかにもイイことがあって、それを書こうと思っていたのだけど、疲れたのでこの話だけで終わりにする。とにかく、山本さんに会えてよかった。

追記

もうひとつ。自分を何度も何度も立ち上げようとする作業、というか、まあふつうに言ったら内省みたいな言葉になるんだと思うけど、そういうことについて話せたのもよかった。
ぼくがいまでもよくわからない文章を読んだり書いたりしているのは、率直に言って、自分についての像をうまく結べず、でもそれを結ぼう結ぼうとしているからだ──もちろん分野ごとに個別の関心はあるけど、最終的に、あるいは根本的には。
その感覚について、こういうかたちで書くことすら、ぼくは恥ずかしかった。うまくそれをやる武器がぼくにはないし。でも、話して、少しはそういったことについても書くべきだと思えた。それもすごくよかった。本当に。
具体的には、ウェブ日記を書こうって思った。古谷さんの偽日記を読んでいて、ほんといいよなと思ったのもあるんだけど。そう、そもそもこの文章自体、ウェブ日記を書こうとしたのだ。そしたら、死ぬほど感傷的というか、なんかアレな感じになってしまったっていう。もう寝よう。