飛行場と乗り物酔い


飛行場の夢を見た。

飛行場の記憶なんてさっぱりなかったんだけど、よく考えてみたら、小さい頃に何度か親父に連れて行ってもらったことがあった。
どこだかも忘れてた。調べてみると、埼玉の桶川飛行場だった。

乗り物酔いがひどかったから乗り物は全般みんな嫌いだったけど、飛行機はわりかし好きだった。
草っぱらとだだ広い道路のイメージと、それからあとは、桶川に行くまでにだいぶ酔ったことをすごくおぼえてる。

乗り物に酔うのは本当につらい。
しかし、車からふらふらと出て外の空気をたくさん吸って、吐きそうな気分が少しよくなっていく感じ。あれは結構よかった。

喉元過ぎれば熱さを忘れるとか、そんなもんではなくって、喉元を過ぎてもまだべったりと嫌なものがくっついてきて、でもそれがだんだん剥がれていく。
酔い始めるのは一瞬なのに、気分がよくなるのはだらだらだらだら、ゆっくりずっと。

少しずつ元気になっていることが自分でよくわからず、まだ気分が悪いとずっと親父に言い張っていたのも思い出されてきた。
これでよくなるとか言ってミネラルウォーターをやたらに飲まされ、たっぷたぷの水っぱらで軽飛行機の爆音を嫌がりながら見た飛行場に今度また行ってみたい。