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黄土色がかった場所


最近はだいぶマシになったけど、大学に入って最初の方はつらいときによく蒸発した。
2週間から長いときは数ヶ月くらい。

蒸発時はなにもしてないので基本おそろしくヒマで、家で音楽とか聴いてる。
でも、たまに外にも出たくなる。というか、自分は家にずっといるから憂鬱なんだろうって考えたりして。


つらくやさぐれた気分のとき外に探しにいくのは、そのときの自分と似たやさぐれ方をしている場所だ。
そういう場所は、ぼくにはなんだか黄土色がかったように見える。

手が震えてて死にそうなマスターがやってる安いバー、ネカフェの個室の奥のほう、なぜだかいつも湿っているような路地。
堅牢で未だ現役のスーファミに付着している謎のシミ、古本、そういうモノにも黄土色感がある。


「黄土色」で検索してみると、農作業とか土とかの思い出を書いているブログなどにたくさんぶつかった。
なるほどなあと思ったが、ぼくにはそういうのはよくわからなかった。

黄土色 - Wikipedia
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ぼくにとってこの色は、時間の経過や寂れ、人間の乾きとねっちょり感みたいなものに関わっている。
郊外の黄土色っつか。