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学習科学を学ぶために有用だった教科書6選(追記多数)


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春学期は"創造的な教育"についてのパターン・ランゲージをつくったり、論文を書いたりしていた。
このための準備として、認知科学系の学習研究やそれを踏まえた教育実践についてリサーチした。
リサーチの中で刺激的な書籍にいくつも出会ったので、数冊紹介したい。

学習の本質 -研究の活用から実践へ

OECDが出してるまとめ本。広範なレビューが非常にありがたい。
データもOECDのものがたくさん紹介されてておもしろい。

学習の本質 -研究の活用から実践へ

学習の本質 -研究の活用から実践へ

学習科学ハンドブック

上のOECD本でも参照されているハンドブック。これも勉強になった。

学習科学ハンドブック

学習科学ハンドブック

授業を変える―認知心理学のさらなる挑戦

2002年の本だが、今回紹介している中では具体的な教育実践が一番豊富に紹介されている本。
認知・学習科学の知見がこういうふうに現場に落ちていくのかと勉強になった。

授業を変える―認知心理学のさらなる挑戦

授業を変える―認知心理学のさらなる挑戦

「学び」の認知科学事典

分厚い。w
でも辞典って書いてあるわりにひとつひとつの項がエッセイ・論文的なのでふつうに読める。
全部読むようなもんでもないかと思うけど、おもしろかった。

「学び」の認知科学事典

「学び」の認知科学事典

新・人が学ぶということ―認知学習論からの視点

SFCの今井先生の本。
特に言語発達系は先生の専門分野でもあり深掘りされている。

新・人が学ぶということ―認知学習論からの視点

新・人が学ぶということ―認知学習論からの視点

企業内人材育成入門

それから、分野は違うけど同じタイミングで読んだのではっておく。
これもレポートなんか書くときにとても便利。
学術書的な書きぶりでなく、読みやすく楽しい本。

企業内人材育成入門

企業内人材育成入門

結構どれも面白いと思うので、教育や学習に興味がある方は知らない本があったら手にとってみていいと思う。
ぼくはこういう分野の専門家ではないので、もっと面白いものや新しく定番となっている教科書があったら、教えてください。

追記16/04/19

いま仕事で高校生の学習支援に携わっているので、勉強しなおしたいなあと思うこの頃。
とりあえず下記は素晴らしかったですね。

学びとは何か――〈探究人〉になるために (岩波新書)

学びとは何か――〈探究人〉になるために (岩波新書)

追記16/10/24

学習科学ハンドブックの第二版(今回は第二巻これから他の巻も出るそう)が発売される。
三分冊でかなり高いが絶対揃えるべきだと思う。ぼくは揃えます。
三年前は想像もしなかったが、教育系NPOを立ち上げる人生になってます。

学習科学ハンドブック 第二版 第2巻: 効果的な学びを促進する実践/共に学ぶ

学習科学ハンドブック 第二版 第2巻: 効果的な学びを促進する実践/共に学ぶ

  • 作者: R.K.ソーヤー,R.Keith Sawyer,大島純,森敏昭,秋田喜代美,白水始,望月俊男,益川弘如
  • 出版社/メーカー: 北大路書房
  • 発売日: 2016/10/24
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る

この本を忘れてた。教科書っていうとあれだけど、読むべき。市川先生は本当にすごいです。マストでござる。

探究する力

探究する力

  • 作者: 市川力,久保一之,永易江麻,松浦貴昌
  • 出版社/メーカー: 知の探究社
  • 発売日: 2009/02/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 1人 クリック: 3回
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