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議論は「他人に代わって決定を下す」ために行われるものではない―ガウアンロック『公開討議と社会的知性』

コミュニケーション 雑記

とても基本的なことだが、何度でも確認しておきたい。

「すでに明らかであるが、無知と偏見のなかに安住することなく、問題に対して良心的な答えを出そうとする個人には、非常に高い人格的な働きが要求されている」


(他の点では品行方正な人も、ミルによれば)「「詭弁を弄したり、事実や論証を隠ぺいしたり、争われている問題の諸要素を偽って述べたり、相手側の意見を曲解したりする」」


「そういう場合には、ある思想の代弁者は、他人が自分で心を決めることを本当は臨んでいない。彼は、他人に代わって決定を下したいのである」


(そういう人は、ミルによれば、次のような行為に出る傾向がある)「「罵詈雑言、皮肉、人格攻撃など」」


「ミルによれば、このタイプのもっとも非難すべき行動は、個人攻撃によって、それも特に道徳的に欠陥があるという烙印を押して議論を進めることである」

ガウアンロック『公開討議と社会的知性』より。

公開討議と社会的知性―ミルとデューイ

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自由論 (岩波文庫)

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