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1月29日に開かれた「DP(討論型世論調査)がひらく新しい住民参加〜藤沢市総合計画の事例に学ぶ」に参加してきました


所属している曽根研究室が関わるDPのフォーラムがあったので、ぼくもスタッフとして参加してきました。とても面白かったので、以下に個人的な感想を書きます。フォーラムのより客観的?な内容については、上に貼ったリンク先を見ていただく方がよいかと思います。

模擬DPが一番の収穫

さて、ぼくにとってこのフォーラムでもっとも収穫だったのは実際にDPを見ることができた点でした。
曽根先生が以前からDPは実際に見たほうがよいと何度かおっしゃっていたにもかかわらず、ぼくは今まで映像すら見たことがなかったので、今回模擬とはいえDPをみることができたのは大きかったです。
とはいえ、DPの全体を見たわけではなく、DPにおいて重視される選好の変化にもっとも関わっているという「小集団による討議」のみですが。

感想

その感想としては、正直かなり驚きました。
DPの特徴と言われている「その場の討議で合意形成をしない」「ファシリテーターはほとんど介入しない」などの点が思っていた以上のインパクトだったからです。
自分は既にこれらの点に関して知識としては知っていたのですが、ハーバーマスはじめ熟議関連の入門書やら何やらぼんやり読んでいたせいでしょうか、討議民主主義理論家たちが想定している「望ましい討議」に関する一連のイメージにぼくはずいぶんと引っ張られていたなあと感じました。

五月末の全国DPに向けて

DPには先に書いた特徴のほかに、その意義として「討議を経て選好が変わること」「既存の世論調査と別のかたちで世論を探ることができること」などなど多くをあげることができると思うのですが、ぼくにとっては今回のフォーラムはより原始的なというか、ずいぶんと手前のレベル?で衝撃が大きかったです。
ひとまず、本物のDPの前に経験できてよかったです。五月末の年金DPでは、もう少し違った角度でDPについて書くことができたらと思っています。

その他

フォーラムが終わった後、1.プラーヌンクスツェレやコンセンサス会議とDPの違い、2.DPは規範的な民主主義理論とのかかわりについてはよく論じられているが政策にはどう反映されているのか、という質問をいただきました。
1に関しては、合意形成の有無が決定的に違うのではと考えそれを伝えたのですが、ぼくが質問を理解できていなかったor説明がおかしかったのか、うまく意思疎通できず申し訳ない思いでした。その質問を頂いた方からは、別の話題で、DPが合意形成しないってことは多元主義か?ってところから討議民主主義理論にとってどういう意味があるかというようなお話を伺いとても興味深かったです。
2に関しては、ぼくもその多くをフォーラムでの藤沢市海老根市長の講演から知った部分が多かったです。知識としてはわかっている(とぼくがぼんやり思ってしまっている)ことでも、実際に講演を聞いているとだいぶニュアンスが違ったりしていて、勉強になりました。

お勉強計画

それにしても、最近ぼちぼち熟議民主主義に関する本やらあるいはムフやら読み始めているのですが、まだまだ頭を整理する段階のようです。
春休みはミル、デューイ、ローティを読もうと考えていたのですが、そこと繋げながら熟議民主主義に関しても理解を深めていきたいものです。五月末にへとへとになりつつも知的充実が得られるように自分なりに頑張りたいです。

参考リンク

インターネット上で読めるDPに関する記事を集めていますので、興味ある方には役に立つかもしれませんです。

そういえば

スタッフとしては受付だのマイクランナーだのやりました。久々にスーツを着たら肩が凝ってつらかったです。打ち上げの飲み会では調子に乗ってひどい話ばかりしていました。申し訳ないです。。w