読書リスト(2017年7月)|五十嵐太郎、マドレーヌ・ピノー、高野文子、ピーター・バーガー

8月は下宿生が夏休みなので東京に行ったり会社でデカめのトラブルが発生したり、いろいろと大変。 というわけで、あまりにも忙しく更新が遅延した。 が、この読書リストは精神と文化の豊かさのための生命線であるからして、頑張って更新。 このあとも書類を…

東京?

自分が(南)埼玉出身だからか、東京に憧れることすらなく、中心といえば東京だとぼんやり感じていたように思う。中学生くらいから。 過去形で書いたのは、この考えが変わったからではない。 ただ「価値ある中心があるとすれば」という条件を付記せずにはい…

読書リスト(2017年6月)|アクセル・ホネット、小澤京子、高野文子、廣瀬純

今月は、下記に載せているような本とは無関係にいろいろ考えた。 HDLでの発表があったので、デザイン系の本の読み直しを月末に随分やった。 特にダン&レイヴィー『スペキュラティブ・デザイン』は勉強になった。周辺の論文などは熱心に読んでいたわりに、あ…

地方の旅館をなんとかする方法

旅館がないまちは意外と少ない。 温泉地なんかだと、ひとが全然いないのにとにかく宿がたくさんあり、過去にはいっぱい温泉客が来てたのかなと思わせる。 あるいは、地方の小さいまち、しかもいわゆる観光地などではないところであっても、旅館業は結構存在…

読書リスト(2017年5月)|野田努、松井広志、李珍景、目黒考二

仕事が忙しすぎるが続けるのが大事なのでテキトーに放流です。フレデリック・ケック『流感世界―パンデミックは神話か?』 面白そう。野田努『ブラック・マシン・ミュージック ディスコ、ハウス、デトロイト・テクノ』 マストバイ案件デス。"2001年に刊行以来…

レトリカ新刊『RhetoricaJournal vol.2 特集:Fantasy is Reality』を第24回文学フリマ東京で頒布します(カ-36Merca様ブース委託)

新刊『RhetoricaJournal vol.2 特集:Fantasy is Reality』が(ギリギリ)できました。 本日の文フリで、Rhetorica#03とともに、Project Merca(アニメルカ)様のブースにて頒布します。今回の本で扱った主題は「リアル」。アメリカのヒップホップ黎明期を捉…

読書リスト(2017年4月)|五十嵐大介、田村哲樹、佐藤卓己

4月はじめに下宿を開始してバタバタしてたが、ようやく少し落ち着いてきた。 と思ったら別の仕事が入り込んできて、またちょっと忙しくなっている。 ゴールデンウィークも下宿のリノベーションでひたすら働くことになりそう。仕事は大変だが本の狩猟はバッチ…

光文社と文藝春秋のkindle本半額セールでいろいろ買う|トロツキー、ヴォルテール、小林秀雄

ゴールデンウィークということで、光文社と文藝春秋のkindle本がそれぞれ半額になっていたのでいろいろ購入した。 【全点50%OFF】光文社 思想・哲学フェア 【50%ポイント還元】GW文春祭り 3300点対象 レーニン (光文社古典新訳文庫)作者: トロツキー出版社/…

ワンコイン寿司パを目指して

高い金を出さずに美味い握り寿司が食いたい。 給料が安いわたしのような若者にとって、そう思うのは自然なことだ。東京にいた頃は、くら寿司に行ってこの気持を慰めたものだ。 しかし、津和野は過疎地である。チェーンの寿司屋などない。 自ら寿司を握る 外…

読書リスト(2017年3月)|長浜洋二、東浩紀、マーティン・ジェイ

毎月更新のはずが大変遅くなってしまった。 立ち上げたNPOの事業がいよいよスタートしたため無限の忙しさが日々生成されて……。 読書リスト(2017年03月) 藤田正勝『九鬼周造 理知と情熱のはざまに立つ〈ことば〉の哲学』九鬼周造 理知と情熱のはざまに立つ…

読書リスト(2017年2月)|山内裕、轡田竜蔵、九井諒子

今月はあまりにも忙しかったので、たいしてチェックできず。 ただ、わりと読んではいる感じです。3,4冊くらいかな、出張中に読めました。 この記事からは、コメントもちょっといれたりいれなかったりしてます。 読書リスト(2017年02月) 藤本徹、森田裕介編…

苦しみと、その癒やし──手塚治虫『ブッダ』について

手塚治虫『ブッダ』をパラパラと読み返した。作品内では、苦行をめぐった議論が何度か描かれている。 行者・デーパは、身体を苦しめることによって欲が離れるからと苦行の意義を語る。ブッダは、自身もはじめデーパらとともに苦行に取り組むが、のち捨て去る…

読書リスト(2017年1月)|三木清、グロイス、セネット

今月は誕生日でもらったものも含めて大量の本をゲットできた。本当にありがとうございます。年始の休みにウォマックなどちょろちょろ消化できました。 テラプレーンは確実にマスト。必須化!小川さやか『その日暮らしの〜』も読み終わった。こちらも素晴らし…

二十代後半

「絶対にこうでなければ嫌だ」ということに忠実になるべきだ。その結果がどのような帰結を生み出すかは気にしても仕方がない。この考え方には様々な問題が含まれている。とりわけ大きなそれは「絶対にこうでなければ嫌だ」が根こそぎ喪われてしまう可能性に…

今日買った本|アラン、稲葉振一郎、スターリング

ストレスが激しいのでウガーってなってドカンと本を買ってしまった……。下記。 アラン『芸術論20講』 芸術論20講 (光文社古典新訳文庫)作者: アラン出版社/メーカー: 光文社発売日: 2016/10/28メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 稲葉振一郎『政治…

コンテンツと社会

久々に宇野常寛『ゼロ年代の想像力』を読み返した。ゼロ年代の想像力 (ハヤカワ文庫 JA ウ 3-1)作者: 宇野常寛出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2011/09/09メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 38回この商品を含むブログ (54件) を見る一番印象的だったのは…

年末年始の読書リスト(誕生日プレゼント)まとめ

元旦の誕生日にいろいろ本をいただきました。 どれもわりとイイ感じだったので、もらえたのが大変ありがたかったです。 既に読んだものだと、一ノ瀬先生の本は簡潔かつ著者特有の要素もあっていい感じだし、小川さやか「その日暮らし〜」はとにかくなにも知…

昨年よく読まれた記事10本

新年初記事。自分のことやこのブログのことを振り返って記事を書きたかったけれど時間がないのでやめた。 とはいえなにかしら切り替え的な記事を書きたかったので、昨年読まれた記事にコメントをつけるかたちで振り返ってみる。 1位:新大学一年生にオススメ…

読書リスト(2016年1-12月)|1年間のふりかえり

社会人になってとにかく本を読まなくなった。 そして、読まなくなって数年、もはやどんな本に”触れたのか”すら思い出せなくなってきた。 それがあまりにもかなしいので、今年の4月から読書リストをつくりはじめた。いちおう毎月続いている。 読んだ本と単に…

読書リスト(2016年12月)|東浩紀、森博嗣、炭谷俊樹

今月読んだもので面白かったのは、まず東さんのゲンロン4。 目玉の座談会とかいろいろ載ってるもの面白くて、ひとつひとつ語りたいことがある感じ。読書会とかやりたさがある。今年のこういう雑誌部門では圧倒的にベストだと思った。 それから、なにか特別に…

ウェブ日記のようなもの

とにかく暗い一週間だった。久々に結構思い切り体調を崩して予定もいろいろキャンセル。 とにかく腹痛と発熱で苦しかった。当然ながら仕事も滞るし、そのことで精神的にも非常に不調だった。 ただ、ふつうに自分にとってかなり重要かつハッピーなことも多々…

レトリカ新刊記念おめでとうグッズをもらいました

ずっと続けているといいこともあるもんですね。 Rhetorica#03を出した記念ということで、とある方からレトグッズをいただいてしまいました。 下のはわたしエディション。写真をいまもってないんですが、レトべに別エディションもあります。 かわいい、そして…

読書リスト(2016年11月)|草野原々、松本哉、山本貴光

今月はイイ本を大量にチェックできた。 あまりにも忙しかったのと、メンタル的にもあんまり調子がよくなかったので、あんまり読めていない。しいて読んだものでいうと、松本哉の本を初めて読んだ。おもしろかった。 いま自分が地域に関わっているので、メデ…

新大学一年生にオススメした18冊

大学進学が決まった生徒(東洋史専攻)に本をオススメしたので、ここでも紹介。 オススメというか、自分が高校浪人大学入学当初くらいで読んでテンションがあがった本をわりといれてます(教育的配慮的なものもはいってるけど笑)。 文系で本読むのが好きな…

読書リスト(2016年10月)|影山裕樹、田中功起、篠原雅武

上期の読書リストから続けて、先月のリストをつくった。 とにかく気になったら都度いれるので、各月の間で重複アリにしようと思っている。 牧野智和『日常に侵入する自己啓発 生き方・手帳術・片づけ』日常に侵入する自己啓発: 生き方・手帳術・片づけ作者: …

読書リスト(2016年上期)|池田純一、pha、加藤文俊など

大学を卒業した段階で読んだ本の内容を忘れるようになった。 二十代中盤となった現在では、そもそもどんな本を買ったのか借りたのか、もらったのか、興味を抱いただけなのか抱いたこともないのか、それすら忘れるようになった。 そんなわけで存在の不安など…

つくることの憂鬱について──Rhetorica#01からRhetorica#03へ

12年にはじめて本をつくった。[http://rhetorica.jp/rhetorica-01:title=Rhetorica#01]というやつ。ぼくは20歳か21歳だったと思う。この本に、盟友・太田君とふたりでエッセイのようなものを書いた。その文章は、ぼくと太田君の立場が違っていることで──その…

広告業界民にオススメの本を聞かれたので10冊選んでみた

これから広告業界に入る人に広告で役立つオススメ本を聞かれたので、10冊選んでみた。とはいえ、ぼくは広告業界で働いたことがないから、ふつうの意味での「広告本」は選ばず、いろいろなジャンルのものにした。 どちらかというと、クライアントとして広告系…

碑を見に行った

町のなかにある、もう誰も住んでいない地区に行ってきた。 当然だが、その地区周辺部もかなり過疎化が進んでいる。 だから、地域全体の活性化をしなければいけないということで、調査に出かけたのだ。その誰もいない地区には、ずっと行ってみたかった。 どう…

人は死ぬ

このところ死への距離が近くなったことを感じる。 2年前に大学を卒業してから、同世代の友人知人が結構死んだからだ。死んだひとは、ときどき酒を飲みに行くような関係だったやつが多い。 そういうひとに死なれると、何度も飲みに誘ってるのに毎度断られてる…

鶴見俊輔『鶴見俊輔コレクション 1 (思想をつむぐ人たち)』

思春期の頃から鶴見俊輔を読んでいる。長く付き合っているのに、未だに自分が彼のなにに惹かれているのかよくわからない。 ぶっちゃけ特にどこにも惹かれていないのかもしれないなとも思う。 惰性で読んでいる書き手のひとりかもしれない。思想をつむぐ人た…

フラれたとき友人に言われたこと

だいぶ前にある女性にフラれて傷心しきっていたとき、友人が次のようなことを言った。「きみがさ、そういう気持ちになるのもよくわかるんだな。かなしくって、なにもできない? そうだね、そう、なにもできないだろうよ。いままでちゃんとね、こう、やってた…

レトリカのウェブサイトをリニューアルしました

からっぽだったレトリカのウェブサイトをリニューアルしました。 モバイルワーストってことで、スマホ&タブレットはスルーしています。 デスクトップからご覧ください。rhetorica.jp例によって、デザインは太田君で、コーディングはシェフ。 大変にカッコよ…

とりあえず仕事に役立つ本を読んでみたいと思った学生インターンにオススメの10冊+α[課題別]

いま所属しているまちづくり系の会社で、学生インターンの子をみている。 彼ら/彼女らから、ビジネス書的なもののレコメンドをお願いされたので、読んで役立った本を10冊まとめた。 わりとポピュラーなものを中心に選んだが、1, 2冊色味の強いものが入って…

面白かったTRPGリプレイ(風)動画まとめ

この種の動画を見たことがない友人知人諸氏のために、有名どころで見やすいものを中心にまとめた。 BGB www.nicovideo.jp www.nicovideo.jp www.nicovideo.jp リアル童貞の人 www.nicovideo.jp 喜々 www.nicovideo.jp なんとかかんとか www.nicovideo.jp www…

米国のSF学校「クラリオン・ワークショップ」についてのメモ

デーモン・ナイトやケイト・ウィルヘイムらが講師として登壇する「クラリオン・ワークショップ」(Clarion Science Fiction & Fantasy Writers' Workshop)。 かつて受講生であり、いまでは講師を務めるテッド・チャンは、このWSを"SF作家のブートキャンプ"…

『伊藤計劃記録 第弐位相』(「制御された現実とは何か」 / 「つぎはぎの王国」)

伊藤計劃『伊藤計劃記録 第弐位相』を一部読む。 はてダをまとめた部分が大半で、それに漫画2編と小説2編、エッセイ2編が入っている。 今回はエッセイ「制御された現実とは何か」と「つぎはぎの王国」だけ再読した。伊藤計劃記録:第弐位相作者: 伊藤計劃,早…

ほしい本リスト:プラグマティズムからポストインターネットまで

いろいろあって文字通り死にそうですが生きてます。 諸事情でお金がぜんぜんなくって、友人知人諸氏との付き合いも断ったりなんだりで迷惑かけてます。 ごめんなさい。生存報告だけでもアレなので、今月〜来月あたりに買いたいと思って(いた)本たちをまと…

【TALK1】Live Rhetorica!!!! 2014 Winter【清水高志 × 松本友也】

TALK1: 清水高志 × 松本友也 「マテリアリスムとして読むレヴィ『集合的知性』」 2015年初頭に主著『集合的知性』の翻訳刊行が予定されている情報思想家ピエール・レヴィについて、訳者の一人である清水高志さんをお招きしてトークを行います。同書は、情報…

【TALK2】Live Rhetorica!!!! 2014 Winter【仲山ひふみ × 松本友也 + 村上裕一】

TALK2: 仲山ひふみ × 松本友也 × 村上裕一 「キャラクター・スペキュレイション・ステージ――ゴーストの条件再考②」 『Rhetorica #01』で行った座談会「キャラクターの用法――『ゴーストの条件』再考」の続編的な位置づけで、作品の外の現実に生きる「キャラク…

ハーバーマスの市民的不服従

ハーバーマスに「核時代の市民的不服従 国家の正当性を問う」という論考がある(『近代 未完のプロジェクト』所収)。近代―未完のプロジェクト (岩波現代文庫―学術)作者: J.ハーバーマス,三島憲一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2000/01/14メディア: 文庫…

オール・ポッシブル・フューチャーズ/アイデア「ポスト・インターネット時代のヴィジュアル・コミュニケーション」(1)

今月のアイデア「ポスト・インターネット時代のヴィジュアル・コミュニケーション」がめちゃくちゃよかった。今年読んだ雑誌の中で一番刺激的だったかも。MASSAGE 9作者: MASSAGE編集部,庄野祐輔,高岡謙太郎出版社/メーカー: MASSAGE発売日: 2014/01/10メデ…

有名な人が有名になる前に仲間とわいわいしてた話 椎名誠『哀愁の町に霧が降るのだ』

小学生の頃に好きだった、椎名誠『哀愁の町に霧が降るのだ』を読み返してみた。哀愁の町に霧が降るのだ〈上巻〉 (新潮文庫)作者: 椎名誠出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1991/10/30メディア: 文庫 クリック: 14回この商品を含むブログ (45件) を見るなんでも…

MAMINION vol2.5 Re;UNION ⇒ atticnote, Kannkitu Tamura, KSUE, azumamiko, SALZ, tomohta

Info MAMINION vol.2.5 Re;UNION 8/30(Sat) OPEN 23:00/CLOSE 05:00 DOOR ¥2,500(FREE DRINK&FREE FOOD!!!!!) ※飲食物持ち込み歓迎STUDIO UEN 2F L studio 〒167-0042 東京都杉並区西荻北3-31-14 DJs; atticnote Kannkitu Tamura MAMINION"2 by Tamura Tosi…

MAMINION vol.2.5 Re;UNION

MAMINION vol.2.5Re;UNION 8/30(Sat)OPEN 23:00/CLOSE 05:00DOOR ¥2,500(FREE DRINK&FREE FOOD!!!!!)※飲食物持ち込み歓迎 STUDIO UEN 2F L studio〒167-0042東京都杉並区西荻北3-31-14 DJs;atticnoteKannkitu TamuraKSUEazumamikoVJ;SALZ Artworks;tomohta(…

【6/28(Sat) MAMINION vol.2@早稲田茶箱】パーティで回す音楽家図鑑

Kannkitsu Tamura Hamu by Tamura Tosiaki on Mixcloud KSUE DOGE座vol.3.5 by Ksue on Mixcloud haLRu Herrokkin

成上友織『リワルド』について【レジェンド編】

おおおお成上くんの『リワルド』ですね!!!!!!!!!! RT @hazuma そして同人誌図書館にこれが入るのか。。 pic.twitter.com/5T7JLkMuSw— seshiapple (@seshiapple) 2014年5月31日 *東浩紀さんのゲンロン同人誌図書館にセイジョウくんのコピー本が入荷。 成上友…

【6/28(Sat) MAMINION vol.2@早稲田茶箱】パーティをやります。

6月28日にぼくらのパーティ「MAMINION」やりますよ!!!! 今回のパーティは、注目度急上昇中のHerrokkinや音盤夜行主催・haLRuをはじめ、豪華DJ / VJを迎えて早稲田の茶箱で始動します。イベントのコンセプトは、宇宙。 この世のすべてをここに集めて、ここから…

時間経過のゲーム

ある種の能力を身につけたり共同体に参加したりするために、ただひたすら時間を経過させなければならない段階(少なくとも当人にそう感じられる段階)があることを自分は知っている。 それにもかかわらず、そうした大切な時間をきちんと経過させることができ…

3月1日, 3月2日のXD Exhibition 2014に新刊『Rhetorica#02』を出展します

直前ですが告知です。本日3月1日, 明日3月2日にCATALYST BA(二子玉川)で行われるXD Exhibition 2014「結像~くらべてかさねてむすぶ展~」に『Rhetorica#02 特集:DreamingDesign』を展示します。新刊の正式な頒布は5月5日の文フリを予定していますが、今日…